作曲家が選ぶいい歌特集

銀色の道をなぜ買ったのか

音痴の私が、初めて買ったレコードで、おそらく最初で、最後になると思います。
20代の若い時、夜の街を面白い事はないかと、歩いていると、銀色の道が、聞こえたのです。
遠い遠いで始まる歌詞を聞いて、歌詞に引っ張られるように後戻りして、店に入ったのです。

 

何にためらいもなく、まっすぐにレコードを探して、買ったのです。
こんなのを何かに取りつかれていると言うのでしょう。
店を出てから、気分が落ち着いたのか、家には、プレーヤーが、ない事に気が付いたのです。

 

そこで、友人の家に行って、一緒に聞きました。
友人は、不思議だったのでしょう、音痴の私が、レコードを買ったいきさつを聞くのです。
自分でもなぜレコードを買ったのか、気に入ったからと、言うしかないのです。

 

歌詞と曲が、あなたには、私が、必要なんですと、引き寄せたと、言うのが、合っていると、思います。
40年過ぎて、故郷を遠く離れた、娘の嫁ぎ先の近くで、暮らす事になりました。
テレビの音楽番組で、銀色の道を聞いて、レコードを買った事を思い出し、自分の将来を暗示して、いたみたいと思うのです。

 

自分の運命は、レコードを買った時に決まったんだ、近くには、娘と孫がいて、時々来る、お金や物は、ないけれど、そのほかの事は、恵まれていると思うのです。

 

 

ホーム RSS購読